原因その1・原発性骨粗鬆症

ここでは、原発性骨粗鬆症について詳しく解説します。中年期以降に起こりやすい骨粗鬆症の原因を知っておきましょう。

骨粗鬆症の最も多いタイプ・原発性骨粗鬆症とは?

悩む女性画像ほかに原因となるような病気・疾患がなく、加齢や閉経にともなっておこる骨粗鬆症を原発性骨粗鬆症といいます。

特に女性の場合はお肌の曲がり角=骨年齢の曲がり角を言えるほど、骨の老化が早く深刻化しやすい傾向があるのです。

加齢

女性の骨密度は、7歳くらいから急激に上昇しその後18歳前後でピークに達することが明らかになってきました。その後は40歳半ばまではほぼ横ばいですが、50歳に差し掛かるあたりから急激に低下していきます。

また、カルシウムは腸から吸収されて骨に取り込まれるものなのですが、年を取るにつれて腸からの吸収が悪くなってしまうことも骨密度が低下する原因の1つ。

しかし、加齢による骨密度低下は、バランスの取れた食事や適度な運動によって低下の速度を遅らせたりすることが可能です。

閉経

女性の骨の健康は、女性ホルモンのエストロゲンによって守られているのですが、閉経を迎えるとエストロゲンの分泌が低下してしまうので急激に骨密度が下がってしまいます。閉経後の女性の骨密度が同年代の男性と比べると低くなっていることが多いのはこのためです。

女性の場合、お肌の曲がり角=骨の健康の曲がり角といっても過言ではなく、男性よりも早い時期から骨の老化がはじまり、深刻化しやすい特徴があるのです。

※エストロゲンには、骨の形成を促進させ骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがあります。

過度なダイエット

恐れている女性画像ダイエット経験者は、ダイエットをしたことのない人に比べると骨密度が低くなりがちです。また、十分な食事量を摂らない過度なダイエットは、骨の健康に悪影響を及ぼします。

例えカルシウムだけをサプリ等で摂っていたとしても、その他の栄養素が不足していると骨の健康は維持できません。また、痩せ体型の人ほど骨も痩せ傾向があるそうなので注意が必要です。

ただし、適度な運動をしつつ、甘いものや油ものの摂取を控える程度の健康的なダイエットであれば、骨への影響はそれほど心配することはないようです。

10代、20代の頃の過度なダイエットは、中年以降に骨粗鬆症になるリスクを上げてしまうので要注意です。

「転んで骨折してしまい、歩けなくなってしまった…」というような事態を防ぐためには、子供のころから正しい食習慣や運動習慣を身に付けておくことが大切なのです。