骨を強くする質の良い睡眠

骨を強くするにはカルシウムを摂ればいいと思っている方は多いでしょう。確かにカルシウムは強い骨を作るうえで重要なものですが、実は質の良い睡眠をとることも強い骨を作るうえで大切なことなんです。なぜ睡眠が健康な骨作りに関係あるのか、今回は骨と睡眠の関係性について紹介していきましょう。

骨と睡眠のつながり

睡眠というのはとても大切なものですが、あまり骨を強くしてくれるイメージはありませんよね?しかし、睡眠をとることで人の身体は成長ホルモンというものを分泌させます。

この成長ホルモンは文字通り身体の成長を促してくれる大切なもので、疲労回復や肌の細胞の修復、ホルモンバランスの調整など様々な働きがあるのですが、その働きのひとつに骨を強くするというものがあります。そのため、上質な良い睡眠をとればその分盛んな成長ホルモンが分泌され、どんどん骨は強くなり丈夫になっていきます。

逆に睡眠不足や不眠、質の悪い睡眠などが慢性化してしまうとこの成長ホルモンが正常に分泌されなくなってしまいます。それにより身体の骨に悪影響が出てしまい骨がもろくなったり、中がスカスカになったり、骨粗鬆症の危険性も高まってしまいます。

骨粗鬆症を予防したい方はカルシウムの摂取ももちろん大切ですが、質の良い睡眠をとることも心掛けてみましょう。

質の悪い睡眠が骨に与える悪影響

睡眠不足や不眠は当然身体に悪影響をもたらし、強い骨作りを阻害してしまいます。しかしきちんと睡眠をとっていたとしても睡眠の質が悪いと骨に悪影響を与えてしまいます。質の悪い睡眠とはしっかりとした深い眠りにつけてない状態をいいます。

何度も目が覚めてしまったり、金縛りに遭ったり、起きたときに強い疲労感を感じるような睡眠は質の良い睡眠とはいえません。質が悪くなってしまう原因は色々ありますが、睡眠時に十分リラックスできていなかったり、寝具や寝相が良くないというのが原因としては多いでしょう。

質の悪い睡眠を繰り返してしまうと身体は正常に成長ホルモンを分泌しなくなります。成長ホルモンには骨を再生して骨密度を上げてくれる効果があるので、質の悪い睡眠や不眠は骨粗鬆症の危険を高めてしまいます。

骨を強くする睡眠の方法

睡眠不足や不眠、質の悪い睡眠というのは骨に悪影響を与えてしまうようですね。ではどんな睡眠方法をとれば骨は強くなるのでしょうか。骨を再生させて強度を上げ、骨粗鬆症を予防するには質の良い睡眠をとる必要があります。

質の良い睡眠のためには睡眠前に身体を十分にリラックスさせておくというのがポイントです。まず、寝る前に物を食べないことが重要です。胃に物が入ると消化のために内臓が活発に働いてしまい、身体が睡眠モードに入りません。食事は睡眠の3、4時間前に済ませておくのが好ましいでしょう。そして興奮作用と精神刺激作用のあるカフェインを控えるというのも重要です。

そういった点に気を付けていても質の良い睡眠がとれないという方は、できるだけ同じ時間に起きて同じ時間に寝るという習慣をつけて下さい。身体に睡眠のサイクルを覚えさせることで、自然と時間になれば身体と脳が睡眠モードになるので、上手く睡眠に導入できるようになりますよ。